売上やコンバージョン率には多くの要因が含まれる
優先順位高
- リーチ顧客のアクセス
- 印象
- 訴求力
優先順位中
- 十分なアクセス
- デザインのわかりやすさ
優先順位低
- サイトのロードスピード
ターゲットとなる顧客を引き寄せる方法(リーチ顧客のアクセス)
Webサイトへターゲットを引き寄せるには、人々がインターネットを使う理由を考えれば良いのです。人々は問題解決のためにインターネットを使っています。ですからターゲット顧客の持つ問題を、完全に解決、とまではいかなくても、ヒントを与えられるような情報を配信してあげることが出来れば、自ずとターゲット顧客がサイトにアクセスしてくれるようになります。リーチ顧客はどんな事で困っているのかを考え、それ解決に導けるようなブログ記事をアップしよう
御社が提供しているサービス内容から逆算し、顧客はどのような問題を抱えているかを考え、その問題を解決に導けるような情報をブログ記事としてアップしましょう。 ポイントは、惜しみなくオイシイ情報を公開してしまうということです。何故ならば、ブログでの情報公開は会社の信用度アップのためであり、クオリティの高い情報ほど評価されます。 英語学習の記事が山ほど転がっているのに、すべての人が英語を話せないのと同じように、情報と行動は別です。ブログで書いちゃっていいの!?という記事をどんどんアップしましょう。膨大なアクセス数より、少なくても良いからクオリティの高いアクセスを目指そう
我らWebマスターが目指すものは、コンバージョン率(成約数÷アクセス数)の向上です。コンバージョン率は大きい方がもちろん良いですが、数値を極端に気にする必要はありません。 もし月間10の成約を取りたいとしたら、月間10万アクセスがあってもコンバージョン率は0.0001%となりますが、月間1000アクセスであった場合、コンバージョン率は1%となります。 コンバージョン率が違っても成約数は同じですから、成約数から考えればコンバージョン率はただの指標に過ぎず、膨大なアクセス数よりも成約に繋がるクオリティの高いアクセスが重要であることがわかってきます。 膨大なアクセス数獲得を漠然と目指すより、ターゲットを絞り、少なくても成約に繋がりやすいアクセス数獲得を目指す。これを意識することが大切です。コンテンツの質を上げる
リーチ顧客のアクセスがあって、印象で心を掴めたら、やはり最後は中身で勝負となります。どんなに良いサービスや商品でも、購入へと繋がる価値がリーチ顧客に伝わらなければ、検討さえしてくれません。 何故そのサービスを使うべきなのかを念入りに説明する。商品であれば、その商品を買ったらどんな価値が得られるのかをわかりやすく説明する。この念入りの説明こそが訴求力(コンテンツの質)であり、リーチ顧客を購入へと導くポイントとなるのです。 ではどのようにしたらコンテンツの質を上げることが出来るのかを見ていきましょう。当たり前の事もしっかりと説明すること。良心的なコンテンツにすることを心がけよう
例えば、肌のお手入れに使う美容液を販売しているとしましょう。美容液は世の中には五万とありますから、他の商品との差別化を図るために、何が違うのかを載せたくなるのは普通なことですが、誰でも知っているようなことを良心的に書いてあげることが大切です。 誰もが同じ常識、同じ知識を持っているわけではないので、サービスや商品の説明は抜かりなく記述しましょう。どんな美容液にでも共通する要素
- 保湿
- しっとり/サラサラ
- ビタミンの補給
- 肌に優しい
- いい香り
- 使うタイミング
差別化を図るためのユニークな要素
- 配合成分
- オーガニック/無添加
- 生産国
- 誰に適しているか(年齢や生活スタイル)
- 特別な効能
顧客の視点から考え、商品とサービスを超えた「価値」を伝えよう
私たちはサービスや商品を購入する時、意識的であれ無意識的であれ、サービスや商品を購入しているのでなく、サービスや商品の「価値」を購入しています。 例えば、前述の美容液であれば、人は美容液を買っているのではなく、人は「美容液がもたらす変化」を買っているということになります。ということは、サービスや商品内容よりも「どんな価値をお客様に届けられるか」をうまく説明して、購入するメリットを伝えましょう。サイトの印象を上げる
ホームページのデザインのお話になりますが、これもまた深いお話になります。同じサービスを提供している会社でも、Webデザインの印象が違うだけで成約率が大きく変わってきますから、デザインの良さが売上に与える影響力は絶大です。 結論から申し上げますと、アクセスする方の感性と共鳴するWebデザインが一番効果的になります。人間と同じですね。中身も重要ですが、最初は外観しか判断要素がありません。清潔にシンプルに、そして事業のユニークさ、つまり個性が表現できていれば良いのです。 WebデザインはPhotoshopなどのグラフィックソフトやレイアウト、タイポグラフィ、配色などの専門知識を要するため、この記事を読まれているWebマスターさんがすぐに実践できるという類の話ではありません。 そのためWebマスターさんがWebデザイナーやWeb制作業者にサイト制作を依頼する際に気をつけて頂きたい点をまとめました。これらを基に、事業の個性がWebデザインに適用されているかをご確認いただければと思います。 繰り返しますが、Webサイトからの売上げアップは数秒の戦いです。細かなことを気にするより、サイトを訪れた時に与える「印象」を最重要視しましょう。一瞬で人の心を掴むWebデザインの鉄則
- 素材画像のクオリティで人の心を掴む
- 配色で個性を表現する
- タイポグラフィ(フォント)で信頼度を上げる
- 無駄を極力無くし、誠実さをアピール
- インフォグラフィックス(アイコン)を活用し、細かな分かりやすさを表現
- ホワイトスペース(余白)を味方にし、デザインの余裕で安堵感を与える
- 押し売り感を出さない!(無駄に営業する時代は終わりました。押し売り感は逆効果です)