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WordPressには多くのメリットが存在します。WordPress(ワードプレス)は、世界に存在するサイト(約10億サイト)の20%のシェアを誇るCMSであり、これだけ多くのサイトにWordPressが採用される理由には、それ相応のメリットがあるからです。
WordPressは、自分でサイトを管理するだけのシステムと思われがちですが、それ以上の魅力的なメリットがあります。
- WordPressの導入を検討しているのだが、利点がよくわからない。
- サイトの更新や管理に困っている。
- 保守管理費に多額の請求を受けている。
そんな方のために、今日はWordPressのメリットを項目別に分けてご紹介したいと思います。
WordPressのメリットTOP5
1. 自分でサイトを管理できる
WordPressを導入する一番の動機となっている点は、自分自身でサイトを管理・更新ができることでしょう。お知らせなどのブログ配信や、ページ内の文言修正などなど、様々なことを簡単に管理することができます。
保守管理を自社で行えば費用削減に繋げられ、金銭的にもメリットがあると言えるでしょう。
2. WordPressの導入費用はゼロ
WordPressはオープンソースソフトウェアと呼ばれる、完全無料のシステムです。以前出回っていたMovableTypeとは違い、利用ライセンス料などの費用は一切かかりません。さらにWordPress.orgの日本語サイトにはWordPress専用の質問フォーラムがあり、ちょっとした問題やトラブルシューティングを知恵袋のように尋ねることができます。
3. 無料のテーマを使えば、実質0円でサイトを作れる
2番のメリットに加え、無料のWordPressテーマも多く存在しています。
無料といえど、デザイン性や機能性に優れるものも沢山あり、レンタルサーバーとドメイン代を除けば、完全無料でサイトを作ることが可能です。WordPressを使えば、独自ドメインサイトをタダで自作できます。
4. SEO対策にもメリットがある
大手検索エンジンGoogleのスパムチームのリーダーであるMatt Cutts(マット・カッツ)氏も、WordPressがSEOに適している事実を認めており、SEOに困っている方にもメリットがあります。
WordPressをサイトに導入すれば、SEOに強く、検索エンジンに最適化されたサイト構造を簡単に構築できるのです。
5. プラグインを使って機能を拡張できる
WordPressは世界で一番のCMSであるだけに、テーマや機能拡張プラグインが非常に豊富に存在しています。
デザインを変えたければ、テーマ変更ですぐに別のデザインに。そして追加したい機能があれば、プラグインを導入すればすぐに機能を追加することが出来ます。これらの拡張を全て自分で出来てしまうので、運営者としてはこれほど嬉しいメリットはないでしょう。
その他のメリット
定期的なシステムアップデート
WordPressは無料ですが、コントリビューターと呼ばれるボランティアプログラマーによってシステムの安定が保たれています。改善と機能追加も並行に行われており、定期的に新しいバージョンが公開されます。内容的には、バグ(エラー)修正や、デザイン・使いやすさの向上、機能追加、セキュリティの強化などがあり、WordPressコミュニティはユーザーのために常にシステムを進化させています。
時代の流れに沿って進化し続けるWordPressであれば、運営者は安心してシステムを使い続けることができます。
画像などのメディアアップロードが簡単
自分でサイトを管理するということは、記事やページに載せる画像のアップロードも必要になります。でも心配要りません。WordPressにはドラッグ・アンド・ドロップで簡単に画像をアップロード出来る仕組みがあり、いちいちFTPにてファイルをアップロードする必要がないのです。
専門技術がわからなくても、サイト更新が出来るようになっています。
メニュー(ナビゲーション)を編集可能
サイトメニュー(ナビゲーション)の文言や配列さえも、WordPressメニューシステムを使ってメニューを簡単に変更できてしまいます。メディアのアップロードと同じように、ドラッグ・アンド・ドロップでメニューの配列が変更できるだけでなく、各メニュー項目のCSSクラスやリンクターゲットを設定したり、ドロップダウンメニューにしたりと、メニュー管理にも柔軟性があります。
サイトに存在するナビゲーションをいつでも編集できることは、ユーザーの道しるべであるゆえに、サイト運営者にとっての素晴らしいメリットです。
管理方法が統一される
WordPressが導入されていれば、どのサイトでも同じ管理画面となりますので、他のWordPressでも同じ方法でサイトを管理できます。
WordPressで複数のサイトを運営したり、今後新しいWordPressサイトを作ったとしても、馴染みのある管理画面からサイトを管理できます。
権限別に複数のユーザーを登録できる
メディアサイトやニュースサイトなどの運営に持って来いのメリットがあります。それは権限別にユーザーを登録できることです。管理者権限にて新しいユーザーを追加すると、ページの削除などが出来てしまいますが、権限を制限したユーザーを作成することが出来るのです。
ライター専用の寄稿者権限や、エディター専用の編集者権限、ユーザー専用の購読者など、多くの人がひとつのWordPressサイトに携わっていくことができます。
制作会社を変えても大丈夫
WordPressというシステムは、サイト制作者からしてみれば一つのコンピュータ言語です。そのためWordPressに対応している制作会社であれば、どんなWordPressサイトでもカスタマイズを依頼できます。
例えば、ある制作会社の独自のシステム(CMS)にてホームページが成り立っている場合、システムの仕組みが分かるのは独自システム(CMS)を作った制作会社だけですので、修正やカスタマイズ依頼のたび、その会社に依存する形になってしまいます。これは運営者にしてみれば、大きなデメリットであるだけでなく、非常に危険であります。
しかしWordPressは多くの開発者が精通しているシステムです。対応できる方が沢山いるので、誰にも依存すること無く運営できるのもメリットであると言えます。
試しに使ってみよう
いかがでしたか?上記の項目以外にも、WordPressのメリットは存在するのですが、テクニカルな細かな利点なので、この記事では紹介を控えさせていただきたいと思います。
いずれにせよ、日本、いや世界の先端を走るサイトが採用しているWordPress。ほぼ全てのサイトに適していますし、無料でダウンロード出来ます。ノーリスクですので、是非一度試しに使ってみてはいかがでしょうか?
きっとホームページ管理の常識が変わると思います。
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