英語を話したい人必見!
まず僕今31歳なんですが、2001年から2008年までの7年間アメリカロサンゼルスに住んでいました。そして自分がいわゆる帰国子女?である事を人に言うと、よく聞かれるんです。英語上達ってどうすればいいですかみたいな。
それでアドバイスをしてあげると、大体ちょっと意識変わったかも!とか、もしかすると上達できそう!とか、いろいろな良いフィードバックもらえるんでそれを世界中のというか、日本中の皆さんに公開しようと言う記事でございます。
その繰り返される質問にピリオドを打つために帰国子女が教える英語上達のコツを記事でまとめてやろうと。
では早速行ってみましょう!英語上達完全マップ?というか英語スピーキング上達のアドバイス(心得)をご紹介します。
英語スピーキングは怖くない!習得への恐れをなくすために知ってもらいたい3ヶ条
ネイティブスピーカーは英語人口全体の約2割。みんな第2ヵ国語
英語は今となっては国際語ですよね。地球の公用語になりつつある。ここで知っておきたいのが、母国語が英語の人って実は非常に少ないということ。確か全英語人口の2割くらいだと思います。英語が苦手なのは日本人だけじゃないんです。これが分かればちょっと楽になりませんか?
発音は最優先すべきではない!カタコト英語は普通。みんな下手だから大丈夫
発音が苦手であれば、堂々とジャパングリッシュの棒読みで良いと思います。特に僕の居たロサンゼルスなんかは、特に多種多様の人種が住んでいて、僕みたいなFOB(Fresh Of the Boat = 留学生)はウジャウジャいました。そしてみんな下手です。でも大丈夫です。発音気にする人はゼロです。気になっているのは意外と自分だけだったりw
言語はハートで通じ合うもの。発音や文法よりもハートで勝負!
ハートってなんやねん?と思うでしょう。フィーリングってなんやねん?って思うでしょう。そういう事です。教えられるものではないということです。感覚で覚えていくしか無い。文法もごちゃまぜでも大丈夫!伝えたい単語だけ入れ込めば絶対理解してくれます。
英語スピーキング上達の9つの極意!
ピアノに喩えたら、譜面読みと演奏の違い
勉強は音楽理論。スピーキングはピアノ演奏です。
学校や大学受験、TOEICなどで学ぶ英語は、音楽に喩えると音楽理論です。音楽の仕組みを勉強します。そしてスピーキングは、音楽で喩えるとピアノ演奏です。体(腕・手首・指先)を使って、ピアノで曲を奏でます。
英語も同じ!勉強だけしても物知り止まり。スピーキングを「練習」しない限り上達しません。スピーキングの場合は、勉強よりも練習するという意識に変えて取り組むことが大切です。
音読しましょう。モノマネしましょう
じゃあ練習方法は?読めなくても単語がわからなくても大丈夫、音読しましょう。ピアノの練習曲を弾くの同じ!間違えて普通!そしてなりきって音読してみていただきたいです。自分が思う最高の発音で!
あとはモノマネ。YouTubeで好きなアーティストのインタビューとか、ドラマのワンフレーズとか、その人が言っている英語をそのまま真似してみる。フレーズを言う速さ、アクセント、表情などなど。丸コピしてみよう。
※音楽経験(楽器演奏やバンド)のある人が他言語を習得しやすいのはこのためです。音で言語が聞けるのです。
映画見るなり音楽を聴くなりとにかく触れましょう
とにかく触れる時間を増やす。これ以外にスピーキング上達に道はありません。
でも、ただ触れ合うだけではダメです。クリティカルリスニング、つまり流し聞きではなく、本当に何を言っているかを聞きにいくように聞いてもらいたいのです。意識して聞くということ!
2日以上話さないことがないようにしましょう
頻度が大切!練習量が上達に直結します。またピアノに喩えてみましょう。毎日1時間練習している人と、週1のレッスンだけ通って家では練習しない人、どっちが上達すると思います?毎日練習している人に決まってます。忙しかったら5分だけも大丈夫。2日以上練習が空かないよう心がけましょう。
英語で独り言をしまくりましょう。英語で一日の説明や、自分の好きなことを説明してみましょう
スピーチって言っても、自分へのスピーチね。今日の出来事、今日感じたこと、あとは何でも良いから説明してみたいことなど、何でも良いから、自分の英語を作り出す練習が非常にオススメ。そうするとこう言う表現ができなかったとか、あれを英語で言えなかったなど、自分の弱点が見えてきます。
録音して自分の英語を聴きましょう
英語のクリティカルリスニングが出来るようになれば、自分の目指す発音のレベルが分かってくるようになります。そこで発音の精度を高めるためにオススメしたいのが自分の発音の録音です。自分の録音を聞くことは、言語だけでなく、楽器演奏上達にも使える方法です。自分を聞くことで自分の癖が分かる。是非チャレンジしてみてください。
スピーキングは体で覚えるしか道はない
話せるけど読み書き出来ないっていう人って結構多いんです。あとたまにいます、譜面読めないけどピアノ弾ける人。ということは、実は英語の知識(読み書き)とスピーキングは別の思考回路で行われているということが分かります。何回も言うけど、勉強と練習は別枠で!体で覚えよう。
さらに上達するための意識
シチュエーションごとに使える技を増やしていくイメージ
こう言われたらこう返す。ああ言われたらああ返す。または、こう言うシチュエーションはこのフレーズが使いやすいなど、自分の持ち技を増やすイメージでの英語勉強をおすすめします。
これを意識しないで勉強や練習してしまうと、なんとなくわかるんだけど、つかめない!言いたいことが出てこない!という感覚に陥りがちです。話せるようになる!というゴールももちろん大切ですが、自分の引き出しや使えるパターンを増やしたりするイメージで勉強してみてください。上達スピードアップ間違いなしです。
YOU GOTTA ENJOY SPEAKING / 楽しもう!
やっぱり何でもそうなんだけど、自分の成長を感じないと楽しめないですよね。スピーキング上達も同じです。英語を話す、英語のフレーズを言ってみることが好きじゃないと、やっぱり続かないと思います。続かない理由の一つとして、目指す理想を高く上げすぎてしまうことがあります。時間をかけて習得していくものなので、急がず焦らずに、そして楽しんで英語習得に取り組んでいただきたいです。
昨日わからなかったことが一つでも今日分かれば、それは成長。昨日学んだことを今日覚えていたら、それも成長。Slowly but surelyで(緩やかだけど確実に)取り組んでいっていただければと思います。
さいごに
ちなみに僕も英語を流暢に話せますが、第二の言語であることには変わりなく、皆さんと同じ、日本語が第一言語です。そして7年間アメリカに住んだ僕も、日本に戻りかれこれ12年。全く英語を話さない日もありますから、どうしてもスピーキング能力は衰えていってしまいます。(アメリカ在住期間は日本語が衰えました笑)僕も話せますけど、話してないと鈍ります。楽器演奏や運転などと本当に同じのメカニックで、日々日頃から触っていないと、鈍るんです。
ですので、スピーキングが中々上達いかなくても落胆しないでください。日本にいるんですから、英語を使わなくて当たり前です。僕でさえも、久々に英語圏の人と話すとスピーキング筋が慣れてくるまで時間がかかりますから。
もし僕の英語でよろしかったら、インスタでたまに英語実況ストーリーを不定期でアップしているので、よかったらリスニングの練習がてら覗きに来てください。 質問などあればコメントいただければ出来る限りのお答えはしたいと思います。
Thank you for reading! And good f*cking luck!